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オーストラリアにおける皮膚がんの現状

日本人の死亡原因の第一位は、ガンだということは、既によく知られた事実です。

しかし、こと皮膚がんとなると、身の回りに患っている人がいないとか、皮膚にガンができるって、どういうこと?とか、皮膚のガンって重大なの?という方も少なくないと思います。

しかし、オゾン層の破壊は世界的な問題であり、今もそれは続いてます。
つまり、皮膚がんの問題は、これから世界に広がっていく可能性が充分にあるということなのです。

日本人にとっては馴染みの薄い皮膚がんですが、ここでは、南極オゾンホールの真下に位置し、皮膚がんに対する意識や対策の先進国であるオーストラリアでの皮膚がんの現状をご紹介しましょう。

オーストラリアで皮膚がんは、毎年新しく診断されるガンの80%以上を占めています。
オーストラリアの医師たちはなるべくその数を減らそうと、毎年720000個もの皮膚がんになりうる細胞を取り除く処置をしているのです。

それでも、毎年374000人以上の人が非黒色腫と診断され、360人の人が亡くなっています。
黒色腫と診断される人は、8800人以上、ほぼ1000人の人が死に至っています。

現在、黒色腫にかかった人の5年生存率は男性で90%、女性で95%と、他の国々に比べて高い数値なのです。
生存率は1980年代に入ってからかなり上がってきていて、これは、日々の研究と早期発見の努力の賜物です。

しかし、それだけ熱心に研究がなされ、医者や国民が早期発見や予防を心がけていてもオーストラリアに住むと、3人に2人は一生のうちで皮膚がんにかかってしまうと言われています。

これはつまり、南極オゾンホールの悲劇であるのですが、同時に、紫外線の恐ろしさを私たちに教えてくれる数字でもあります。

オーストラリアに限った話ではありません。
オゾン層の破壊は、まさに今、あなたのはるか上空でも起こっているのです。

紫外線対策が少し面倒だと思った時、ぜひ、ここでご紹介した数字を思い出してみて下さい。

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